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猫のフィラリアについて その2


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メカニズム

フィラリアへの激しいアレルギー反応が突然死を招きます!

感染初期の症状は、肺動脈に移動するフィラリアの未成熟虫に対して、

血管や肺動脈に炎症が起こることで発生します。

これはフィラリアの成熟にともなって沈静化しますが消滅するわけではありません。

感染後期の重い症状は、肺動脈で死滅したフィラリアの虫体に対して、

猫の体が急激なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を示すことで発生します。

その結果、肺動脈に炎症や塞栓症が起こり、

その多くが急性肺障害に移行して突然死を招いてしまいます。

なお、この症状はたった1匹のフィラリアに対しても発生する可能性があるのです。



治療方法

予防薬とステロイド剤を投与しながらの対象療法と摘出手術となります。

猫のフィラリアの治療には、内科的治療と外科的治療があります。

内科的治療では、成虫駆虫薬の安全性が十分ではないため

(成虫を体内で駆虫してしまうと、その屍骸が欠陥を詰まらせ宿主をも死にいたらせる危険性があります)

対症療法が中心となります。

この場合、予防薬を定期的に投与して幼虫の発育と再感染を防止しながら、

ステロイド剤によって嘔吐や呼吸困難を抑え、

死滅したフィラリアの虫体に対するアレルギー反応を和らげます。

これをフィラリア成虫が寿命を迎える2?3年間続けます。

外科的治療では、フィラリアの摘出手術を行いますが、猫にとっても飼い主にとっても

体力的に、経済的に厳しい状況です。


予防方法

室外・室内飼いに関わらず、月に1回、レボリューション(猫用)を投薬します。

(犬にはカルドメック , ハーツ ,レボリューションなど)を定期的に投与する

猫のフィラリアを予防するには、幼虫に駆除効果のあるレボリューションを、毎月、定期的に投与します。

フィラリア感染がみられる地域では、蚊の活動が始まる5月頃から、

蚊が見られなくなる1カ月後の、11?12月頃まで投与を続けます。

室内飼いの徹底も有効な予防法になりますが、蚊に刺される可能性がないとは言い切れません。

室内飼いの場合でも、予防薬を投与するようにしましょう。


ワンポイント

猫のフィラリア症は寄生する虫の数が非常に少ないため、

検査では偽陰性(本当は陽性であるのに病気が発見されないこと)となるケースが多くあります。

診断が難しく、レボリューションでの予防が何より大切といえます。



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